かわさきもみの木動物病院 〒213-0033
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問題行動チェック
あなたのワンちゃん、ネコちゃんの問題行動度をチェック
普段の何気ない行動が、将来大きな問題に発展することもあります。
また、あなたのちょっとした行動が、問題を大きくしているかもしれません。
ワンちゃん用、ネコちゃん用でチェックしてみてください!
気になることが見つかりましたら、獣医師や行動専門医に相談しましょう。
多くの問題行動は、短期間で直りません。オーナーさんの根気と努力が必要です。
犬 猫
人や家族に飛びつく トイレ以外で排泄をする
部屋の中でそそうをする 家族に対して威嚇したり、咬んだりする
物を噛んで破壊する 不適切な場所で、爪とぎをする
自分や他人の糞を食べる カーテンや衣類を食べる
人や音を恐れる
真夜中に啼いたり、吠えたりする
人や家族に対して唸ったり、噛んだりする
問題行動対策   〜 犬の場合 〜
人や家族に飛びつく
人に飛びつくワンちゃんは、本人は嬉しくても回りは悩まされる場合が多いです。
特に、大きなワンちゃんに飛びつかれると、怪我の原因にもなります。
この行動を止めさせる場合は、家族全員の意思統一が大切です。
すなわち、飛びついてきたとき、家族全員がその行動を許さないことです。
一人でも、飛びつきを許していると解決できません。
服従訓練(リーダーシップトレーニング)で予後は良好と言われています。
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部屋の中でそそうをする
子犬の場合は、トイレのしつけで予防してゆきます。
成犬でそそうをする場合は、身体的な問題があるかも知れません。
多飲・多尿や、寝ているときの失禁などは、いろいろな疾患が考えられます。
避妊した老齢犬の場合、ホルモンが関与する失禁もあります。
何れにせよ病院へ行って、身体検査をお勧めします。
精神的ストレス(分離不安など)や興奮時にそそうをする場合は、投薬を兼ねた行動療法が必要な場合があります。
獣医師や行動専門医に相談してみましょう。
また、去勢していないオスの場合はマーキングの可能性もあります。
病気の予防のためにも去勢や避妊は早めにしましょう。
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物を噛んで破壊する
動物の物を噛む衝動は生態的なものですから、全てを禁止する事は出来ません。
そこで、犬専用の噛むおもちゃを与えましょう。
この時大事なのは、そのおもちゃを噛んで遊ぶことに対し、必ずご褒美を与えることです。
家具や衣類などを噛む場合は、ビターアップルなど苦いものや辛いものを塗って予防することも出来ます。
また、問題となる場所に入れないようにするのも良いかもしれません。
遊びや運動不足からのストレスが原因の場合があります。
充分に遊びや運動の時間をとることも大切です。
これら行動は、適切な行動療法を行えば、予後は良いと言われています。
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自分や他人の糞を食べる
自分や他人の糞を食べる! 子犬の場合は、遊びとして食糞する場合があり、多くはいずれしなくなります。
子犬が食糞したとき、家族の人が必要以上に注意をすると、かえって悪化することがありますので気を付けましょう。
成犬での食糞は、いろいろな原因が考えられています。
消化酵素の低下や不足が原因のこともあります。
フードを消化性の高いものや、逆に、高線維食に変えて食糞が減ることもあるようです。
予防は糞をすぐに片付けることですが、疾患の場合もありますので、病院での検査をお勧めします。
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人や音を恐れる
人や音を恐れる。 子犬の時に適切な社会化が不足した場合に多いと言われています。
生後6ヶ月までに充分な社会化(周囲のあらゆる環境に慣らす)をしてあげましょう。
恐がっているときに、声を掛けたり、かまったり、おやつを与えると、かえって悪化します。
人や音に対する恐怖は、社会化により比較的簡単に予防できます。
成犬であっても行動療法により治療が可能です。
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真夜中に啼いたり、吠えたりする
犬の祖先と言われている狼は、群れから離れて一匹になってしまった時に遠吠えします。
犬も同様に、寂しさや、他の動物や人との交流を求めて遠吠えすると思われています。
遠吠えをする場合は、遊びや運動を充分に取るよう心がけましょう。
老齢犬では、昼と夜が逆転して夜鳴きをする場合があります。
この場合は、薬により改善出来る場合がありますので、病院で相談して見ましょう。
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人や家族に対して唸ったり、噛んだりする
奥が深く、大変難しい問題です。
まず、何に対して攻撃性を示しているのかを明確にする必要があります。
優位性、占有性(自分のおもちゃなどを取られる時に唸る)、恐怖心、縄張りの保守など、原因により治療方法が異なってきます。
唸っている時に声を掛けたり、名前を呼んだりすると、かえって悪化する場合があります。
攻撃性の行動療法は、危険が伴いますので、必ず専門医に相談したほうが良いでしょう。
どのような問題行動でも、必ず、リーダーシップトレーニングが基本となります。
すなわち、信頼関係を築くことが大切です。
子犬の頃から、しっかりと躾をつける事が問題行動を起こさないための予防となります。
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問題行動対策   〜 猫の場合 〜
トイレ以外で排泄をする
猫で一番多い、問題行動です。
原因を明らかにすることは大切ですが、排尿問題を起こす猫の4割が膀胱や腎疾患があると言われていますので、病院で詳しく検査して見ましょう。
マーキングの場合は、去勢や避妊により軽減します。
トイレの場所、砂の形状、砂の汚れなどが原因の場合があります。
環境や社会的ストレス(飼主への依存度や同居猫との関係など)も大きな要因となります。
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家族に対して威嚇したり、咬んだりする
猫で二番目に多い、問題行動です。
攻撃性のタイプ、始まった年齢、問題行動の期間の長さなどにより予後が変わってきます。
子猫の時、攻撃的な遊びや、からかうような遊びは問題を大きくします。
なでようとして怒る場合は、予後は要注意です。
不適切な行動療法を行うと危険を伴いますので、専門医に相談することをお勧めします。
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不適切な場所で、爪とぎをする
爪とぎは、爪の外皮をはがしたり、マーキングのためにします。
長期にわたって不適切な爪とぎをしている場合は、矯正は難しいです。
猫が気に入る爪とぎ板を選んであげましょう。
爪とぎ板にマタタビを撒くのも効果が期待できます。
マーキングが主な目的の場合は、フェロモン療法(商品名:フェリウェイ)が効果的かもしれません。
爪とぎをする不適切な場所に、猫の嫌がる臭いをつけると、逆にマーキングが激しくなる場合がありますので気を付けましょう。
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カーテンや衣類を食べる
子猫のときに、遊んでいるうちに線維類を食べることがあります。
多くは、大人になると自然に食べなくなります。
大人になっても続く場合は、いろいろな原因が考えられます。
遺伝的要因、ストレス、習慣性からの強制行動(食べないと落ち付かない)、分離不安などが原因として考えられています。
長い糸を食べた場合は、腸に重大な疾患を誘発しますので注意が必要です。
遺伝的要因の場合は、予後はよくありません。
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